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学生活動  2020.10.05

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金沢工大 ロボコン全国3位 キックやトライ ラグビー動作高評価

開発したロボット「スコルピウス」がラグビーボール(右下)を蹴り上げる様子を見守るチーム・ロボコンのメンバーたち。右側のロボットは「由美子」=野々市市扇が丘で

開発したロボット「スコルピウス」がラグビーボール(右下)を蹴り上げる様子を見守るチーム・ロボコンのメンバーたち。右側のロボットは「由美子」=野々市市扇が丘で

 金沢工業大(野々市市)の学生団体「チーム・ロボコン」が、手作りしたロボットの性能を競う催し「オンライン!学ロボFESTIVAL(フェスティバル)」で全国3位に入賞した。(吉田拓海)

 催しは、新型コロナウイルスの影響で中止となった「学生ロボコン2020」に代わる大会として、オンライン形式で9月26日に開催された。

 7人制ラグビーを模した競技「ロボ・ラグビー」に出場するロボット2体を作ることが課題で、各チームはロボットを自作し、動く様子を撮影。参加した全27チームが互いに他チームの動画を見て投票し、上位5チームを決めた。

 チーム・ロボコンが手掛けたロボットは、キックやパスを担当する「スコルピウス」と、トライを担当する「由美子」の2体。スコルピウスは、ペットボトルにためた圧縮空気の力で子ども用のラグビーボールを高さ約4メートルのゴールポストへ飛ばす。

 由美子は大きな網で空中のラグビーボールを捉え、保持したままゴールエリアに進入し、ボールを置いてトライする役割を担った。

 チームのリーダー、長谷部允則(まさのり)さんは「どちらのロボットも、全機構が他校と異なったオリジナルの機体。3位はうれしい」と喜びを語った。

(2020年10月5日 北陸中日新聞朝刊石川総合版より)

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