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お知らせ  学生活動  2020.10.21

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古関さんの旋律 母校の誇り

収録で古関裕而さん作曲の校歌を歌う名古屋学院大の聖歌隊=名古屋市熱田区で

収録で古関裕而さん作曲の校歌を歌う名古屋学院大の聖歌隊=名古屋市熱田区で

■全国で校歌収録、公開へ 名古屋学院大「より愛着」

 NHK連続テレビ小説「エール」の主人公のモデルになった作曲家、古関裕而さん(1909~89年)が手掛けた全国各地の校歌を在校生らが歌う動画を公開するプロジェクトが進んでいる。19日夜には名古屋学院大(名古屋市熱田区)で収録が行われた。(鈴鹿雄大)

 全国の信用金庫でつくる「よい仕事おこしフェア実行委員会」が主催。福島市古関裕而記念館に映像を寄贈するほか、11月に都内で開くフェアで映像を披露する。開催を前に、全国15カ所で収録され、編集される。

 同大では1964年の開学当時から歌い継いでいる「希望羽ばたく」の収録があり、同大聖歌隊に所属する1~4年の学生10人が参加した。学内にあるチャペルなどで正装のガウンに身を包み、職員の柳川真太朗さん(31)の指揮に合わせて合唱した。参加した同大4年の石川愛美梨(えみり)さん(22)=碧南市=は「古関さんらしいハーモニーを意識して歌った。自分の学校の歌を作曲したことを知って驚いたし、校歌により愛着がわいた」と笑顔だった。

 古関さんは生前、約5000曲を作曲し、56年前の東京五輪の「オリンピック・マーチ」、高校野球の大会歌「栄冠は君に輝く」などを世に送り出した。

(2020年10月21日 中日新聞朝刊県内版より)

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