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学生活動  2020.10.09

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「希少な隠れ家」がコンセプトの部屋について説明する学生たち=千種区星が丘元町で

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■内装 若い感性反映

 名古屋市の大学生が内装を設計した「デザイナーズ学生マンション」が千種区星が丘元町に完成し、8日、報道向け内覧会が開かれた。多くの大学が立地する地域で、学生のアイデアを生かした部屋をアピールしている。(成田はな)

 成瀬・猪熊建築設計事務所(東京)と、学生のキャリア形成を支援する「学生情報センター」(京都市)が、学生の感性や授業で学んだことを生かしてもらおうと企画。ともに千種区の愛知淑徳大創造表現学部と椙山女学園大生活科学部が応じ、建築やインテリアの設計を学ぶ学生計7人が参加した。

 マンション全体の設計は同事務所が担った。鉄筋コンクリート8階建てのワンルーム24戸で、うち4戸の内装デザインを依頼。学生は昨年10月から授業の一環で取り組んできた。

 各大学で2部屋ずつ担当し、「街の隠れ家」「Vintage Chachette」(希少な隠れ家)など4種類のコンセプトを決めた。予算内で内装をデザインし、家具を選択。50分の1の大きさの模型を作った。

 「希少な隠れ家」は男子学生向け。青と白、茶で色分けした壁に合わせて家具を集めた。椙山女学園大の米増優(よねますゆう)さん(22)は「これから住む学生が、たくさんの人を呼んでにぎやかな部屋になってほしい」と笑顔で話した。同大の橋本雅好准教授は「学生の若いアイデアで実際に住む部屋をデザインできた経験は、就職後にも生かせる」と話した。

 マンションは入居者が決まるまで見学できる。(問)学生情報センター本山店=(0120)749114

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