進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > お知らせ

中日新聞掲載の大学記事

お知らせ  2020.10.01

この記事の関連大学

名芸大生 プロと共演 SEAMOさんらの新曲演奏に参加 「込められた思い伝われば」

SEAMOさん(手前右端)やクールエックスのメンバーの後ろで演奏やコーラスをする学生たち=北名古屋市徳重の名古屋芸術大で

SEAMOさん(手前右端)やクールエックスのメンバーの後ろで演奏やコーラスをする学生たち=北名古屋市徳重の名古屋芸術大で

 名古屋のダンス&ボーカルグループと、一宮市出身の人気ラッパーSEAMO(シーモ)さんが11月4日に発売する新曲に、北名古屋市の名古屋芸術大学の学生らがコーラスや演奏などで参加した。学生たちは「自分たちの後押しで、楽曲が広がっていけば」と期待している。(岩井里恵)

 名古屋・大須を拠点に活動する男性5人組の「Cool-X(クールエックス)」とSEAMOさんによる新曲のタイトルは「My Friend feat.SEAMO」。依頼を受け、同大の芸術学部芸術学科で管弦楽器を学ぶ学生のほか、同科の声優やミュージカルコースから選抜された計69人が参加した。

 演奏、コーラスのレコーディングに加え、14日にインターネットで公開されるミュージックビデオ(MV)にも出演。同大の担当者は「交流する機会の少ないプロと共演し、学生が将来を思い描くきっかけになれば」と語る。

 MVは、9月上旬に同大のホールで撮影した。クールエックスのメンバーとSEAMOさんの後ろに並んだ学生たち。何パターンも撮る一日がかりの撮影を、音色と声で支えた。ミュージカルコース3年の真城えんりさん(21)は「コロナ禍で舞台に出演するチャンスが減っている中、MV撮影という舞台がもらえたのがうれしい」と話した。

 新曲は、コロナ禍の日本に元気を届けようというのがテーマ。緊急事態宣言が出された今春、当たり前だったことができない窮屈な生活の中で音楽にできることは、とクールエックスのメンバーが作詞した。

 ライブが無観客になり、ファンとの生の交流ができない状況が続くが、歌詞は離れていてもつながっているという内容。コーラスで参加した同大ミュージカルコース3年の学生は「曲に込められた思いが聴いた人に伝わるように歌った」と話した。

 クールエックスのリーダーの前田純基さん(25)は「学生に後ろから背中を押され、壮大な曲に仕上がった。この曲で全国に元気を届けたい」と意気込んだ。

(2020年10月1日 中日新聞朝刊尾張版より)

戻る < 一覧に戻る > 次へ

名古屋芸術大学資料・願書請求はこちら

詳しく見る

名古屋芸術大学入試情報カレンダー

カレンダーを見る

資料請求 この大学のHPを見る