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お知らせ  2020.08.25

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鈴鹿大生が尾鷲の海産物で料理10種考案 通販業者がお薦めレシピに

調理に使う尾鷲産のガスエビの下処理をする学生=鈴鹿市の鈴鹿大で

調理に使う尾鷲産のガスエビの下処理をする学生=鈴鹿市の鈴鹿大で

 鈴鹿大(鈴鹿市)で食物栄養学を学ぶ学生たちが、尾鷲の海産物を使ったオリジナル料理10種類を考案し、通販業者がお薦めレシピとして顧客にアピールすることになった。同大で21日、レシピ集の写真撮影があり、学生たちが調理に腕をふるった。 (片山健生)

 同大と、業務用食材・資材の通販会社「タスカル」(鈴鹿市)、尾鷲市の共同事業。市水産農林課の技師が同大で講師を務める7月の遠隔授業を皮切りに、準備を進めてきた。

 受講した短期大学部生活コミュニケーション学科食物栄養学専攻の2年生35人は尾鷲の海産物の魅力について理解を深めた後、特産のマダイ、メヒカリ、ガスエビ、マンボウのレシピ作りに向け、食材の提供を受けながらアイデアを練ってきた。

 レシピ集に載る料理10種類は「真鯛(まだい)の生ハム風カプラーゼ」「メヒカリの団子フライ トマトソースがけ」など。学生たちから提出された70種類を大学教員や同社社員らが審査し、絞り込んだ。この日は考案した学生が調理学実習室で料理を作り、丁寧に盛り付けてから写真撮影に臨んだ。

 揚げたガスエビを韓国風に味付けした「ヤンニョムエビ」を考案した河俣実来さん(19)は「ガスエビは揚げるとおいしいと習い、はやりのヤンニョムと合いそうと考えました。レシピ集に採用されてうれしい」と話した。

 レシピ集は9月末に完成し、同社が扱う商品に添えるほか、尾鷲市も公共施設に置く予定。

(2020年8月22日)

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