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お知らせ  2020.08.12

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戦争の悲惨さ 朗読劇で感じて 「永遠の都」 名外大、15日から動画配信

朗読劇「永遠の都」のチラシ

朗読劇「永遠の都」のチラシ

 大病院の院長とその一族の人間模様を通して、二・二六事件から敗戦後まで約10年間の人々の生き様を描く加賀乙彦さんの大河小説「永遠の都」の朗読劇が15~31日の期間限定で、動画投稿サイト「ユーチューブ」で無料配信される。名古屋外国語大ワールドリベラルアーツセンター(日進市)が主催する。

 朗読するのは、東京大空襲から戦後の混乱期が舞台の第六章「炎都」と第七章「異郷」。旧名古屋陸軍幼年学校時代に敗戦を迎えた加賀さんを投影したとされる少年が主人公の「異郷」では、名古屋大空襲による名古屋城炎上や玉音放送を聞いたときの少年の衝撃、保身に走る大人たちへの怒りと諦めなど、実体験を反映させた描写が生々しい。

 東京で3月に上演される予定だったが、新型コロナウイルスの影響で中止となり、加賀さんと知り合いの同センターの亀山郁夫センター長が自校で開きたいと申し出。それも中止となったが、国が混乱し、差別が生まれているコロナ禍の今こそこの作品を知ってほしいと、オンライン配信に踏み切ったという。

 矢代朝子さんら俳優3人が収録。亀山さんは「カタストロフィー(破滅的な災害)と差別は常に背中合わせ。今とリアルに重なるところがある」と話し「戦争のむなしさや悲惨さを、言葉の力を通じて追体験してほしい」と呼び掛けた。配信は15日午後1時開始。亀山さんの解説もある。(問)同センター=0561(75)2164(平木友見子)

(2020年8月12日 中日新聞朝刊県内版より)

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