高木学長（右）に消毒液を手渡す岸本代表取締役＝尾張旭市新居町山の田で

　弥富市の建設会社「ダイヨシ・コーポレーション」が２５日、尾張旭市の名古屋産業大に消毒液を寄付した。

　同社は新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、地元で不足していた消毒液の配布活動に取り組み、今回はその一環。同大には５００ミリリットルのボトルを４３５本寄贈した。この日は同大で寄贈式があり、同社の岸本大知代表取締役が高木弘恵学長に消毒液を手渡した。

　高木学長は「対面授業も始まるこのタイミングで寄付してもらえて感謝している」とあいさつ。岸本代表取締役は「若い人たちが社会に出て活躍することを期待している。ノロウイルスやインフルエンザにも効果があるので、少しでも役に立てれば」と話した。

　また、岸本代表取締役が「災害対策建設協会　ＪＡＰＡＮ４７」の代表理事を務めている関係もあり、同大は今後、ドローンに関する教育での連携を進めていく。　（吉本章紀）

（2020年6月28日　中日新聞朝刊なごや東版より)