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大画面越し 飛騨の旅 県の観光PR動画 大学生が制作 名駅で2日まで放映
広告業の人材育成のため日本鉄道広告協会中部支部(名古屋市)が企画した「交通広告インターンシップ」の一環。岐阜県が広告主となり、愛知県内の6大学から集まった学生が5チームに分かれ動画を作った。
昨年11月の審査で最優秀に選ばれたのは、愛知県立芸術大、愛知大、金城学院大、名古屋芸術大の4人のチームによる作品。仕事で失敗して元気をなくした若い女性会社員が、飛騨牛のキャラクターに飛騨地方へ連れ去られ、「鶏ちゃん」や足湯などを体験するうちに立ち直るというストーリーだ。現地を取材し、編集作業などとあわせ制作に約2カ月間をかけた。
チームメンバーの愛知県立芸術大3年の駒井文香さん(21)は「岐阜の魅力がたくさんあってまとめるのが大変だったが、面白い作品になった」と話す。県の担当者は「若い人ならではのアイデアが詰まっていてテンポも良い。季節の温泉や地酒を味わいに、鉄道で飛騨地方を訪れる人が増えるのでは」と期待する。
作品は、JR名古屋駅太閤通口の「名古屋エクスプレスビジョン」で、全体は2分半ある動画広告の中で15秒間流れる。動画投稿サイト「ユーチューブ」でも配信しているほか、京都駅での放映も予定している。
(2020年1月28日 中日新聞朝刊岐阜総合版より)
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