フリーマーケットをＰＲする学生ら＝美浜町の日本福祉大で

　日本福祉大（美浜町）の学生が、発達障害のある子どもやその家族を支援するＮＰＯ法人「ＰａｋａＰａｋａ（パカパカ）」（武豊町）と連携し、２月３日に子ども用品のフリーマーケットを、半田市市民交流センターで開く。子どもがおもちゃを実際に手に取って、遊びながら自分に合った物を探すことができる。

　学生は授業の一環で、社会福祉学部の１年生２３人が参加。おもちゃ集めやイベント周知のためのポスター製作や、会場の装飾を担当している。
　会場で販売するおもちゃや服などは、好きな物の移り変わるペースが速い子でも安心して買えるように、比較的安価に設定。収益はパカパカの家族支援事業の運営費に充てられる。

　寺本采花さん（１９）は「なるべく多くの子に興味を持てる物を見つけてほしい」。永田陽香さん（１８）は「フリーマーケットを通して暮らしを豊かにしてもらえたら」と話す。

　フリーマーケットは午前１１時～午後３時半。子育ての相談窓口や託児スペースもある。（問）パカパカ＝０５６９（７７）０４９２

　（鈴木佐歩）

（2020年1月23日　中日新聞朝刊知多版より）