「エイエイオー」と気勢を上げ、パトロールに出掛ける参加者＝天白区役所で

　交通事故死ゼロと犯罪ゼロを目指し、天白区で活動する自主防犯団体が一斉にパトロールへ出発する「ダブル・オー作戦」が２０日夜、区役所であった。

　「天白区安全安心で快適なまちづくり協議会」が主催し、青色回転灯付きパトロール車（青パト）を運用する防犯団体や学区連絡協議会、天白署などから約２００人が参加。協議会長の渡部智恵区長は「区内をくまなく回っていただいている青パトの活動が、区民の安心につながっている。さらなるお力添えを」とあいさつした。

　参加者を代表し、植田学区連絡協議会長の野村篤司さん（７０）が「地域の力で安全で安心なまちづくりをしましょう」と宣言。名城大ボランティア協議会の学生の合図で「エイエイオー」と気勢を上げ、パトロールに出掛けて行った。

（2019年12月23日　中日新聞朝刊なごや東版より）