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学生活動  2019.12.07

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瀬戸の「いいね!」を発信 南山大生 冊子作りや催し演出

ライトアップに参加した学生ら=瀬戸市深川町で

ライトアップに参加した学生ら=瀬戸市深川町で

 南山大(昭和区)の学生が、瀬戸の魅力を市内外の住民らに伝える取り組みをしている。ゼミのプロジェクトとして、市内外で催しや、魅力発信のための冊子作りなど7事業を企画。若者にも届く情報発信に課題を見いだす。

 学生は総合政策学部の石川ゼミナールの3年生16人。2012年度から学生による商品開発などに取り組んできている。今年は西区の円頓寺商店街で瀬戸市のギャラリー「もゆ」で取り扱いのあるツクリテ(作家)の作品の展示販売や、瀬戸のグルメをテーマにしたフリーペーパーの製作をしてきた。

 1日には、深川神社のライトアップを開催。学生や市内の児童クラブ、同日に銀座通り商店街であったマルシェで子どもたちに作ってもらったランタン計200個を境内に並べ、幻想的な雰囲気を演出していた。

 稲沢市出身で、リーダーの山田大地さんは「今回のプロジェクトで初めて瀬戸に来た。瀬戸に来るまでは『瀬戸焼』一本のイメージだった」と振り返る。「活動を通して、個性的な人や店があって、それぞれ魅力を発信しようとしているのがわかった」と強調。その一方で「会員制交流サイト(SNS)などでの若者への魅力発信がまだ少ないように感じた」と課題を指摘した。(吉本章紀)

(2019年12月7日 中日新聞朝刊なごや東版より)

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