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お知らせ  2019.12.03

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パイプオルガンが奏でるXmas序曲 チャペルでジャズを 15日、名院大で音楽会

来場を呼びかける早川さん=瀬戸市上品野町で

来場を呼びかける早川さん=瀬戸市上品野町で

 クリスマスの時期に合わせて、チャペルを舞台としたジャズコンサートが15日午後6時から、瀬戸市上品野町の名古屋学院大瀬戸キャンパスで開かれる。チャペルに備え付くパイプオルガンを使う楽曲も用意。優しく包み込む独特の音色と響きが季節にぴったりの予感を漂わせている。(吉本章紀)

 コンサートは市文化振興財団が主催する「Jazz Juzzつなぎ」。幅広い市民にジャズを親しんでもらおうと企画され、出演者が次回の出演者を紹介するのが特徴。イベント名の「Juzz(ジュズ)つなぎ」もそこに由来する。

 10月に市と名古屋学院大が包括連携協定を結んだことを記念し、今回初めて会場を従来の市文化センターから同大のチャペルに変更。「ジャズ」と「チャペル」という異色の組み合わせが実現した。

 出演するのは東海地方を中心に全国で活動するギタリスト清水行人さんを含む、サックスとピアノによるトリオ。出演者の1人で、中村区出身のサックス奏者、早川ふみさんは今回初めてこのチャペルに来たといい、「こぢんまりしているけどシックですてき。響きがとにかくいい」と絶賛する。

 当日はクリスマスソングやジャズのスタンダード、ビートルズなどの楽曲を演奏する予定。ピアノを担当する平光広太郎さんもパイプオルガンでの演奏会は初めてだといい、早川さんは「パイプオルガンを弾く平光さんは、ピアノの時とは全然違って『はっちゃけちゃう』のが面白い」と笑みをこぼす。

 「寒い時期ですし、心も体も温まる演奏会にしたい。家族やカップル、もちろん1人でも気軽に温まりに来て」と早川さん。市文化課の岡崎浩典さんも「クリスマスにジャズを多くの人に気軽に楽しんでもらいたい。クリスマスのいい思い出になれば」と目尻を下げた。

 入場料は一般1000円で25歳以下が500円。定員160人。コンサートの来場者は大学の駐車場を無料で利用できる。(問)市文化振興財団=0561(84)1811

(2019年12月3日 中日新聞朝刊なごや東版より)

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