商店街と協力して開発した商品を大村知事（手前左）にＰＲする生徒ら＝県公館で

　名古屋市の金山総合駅で８、９両日に開かれる「第９回商店街テストマーケット２０１９」で、高校生・大学生が地元商店街と協力して開発した商品を展示販売する。１０月３０日、県公館を訪ね、大村秀章知事に自慢の逸品をＰＲした。

　県内各地の商店街などが地域の名品をアピールするイベント。学生らとの共同開発商品の販売は、５年ほど前から実施している。今年は出展する２５商店街のうち、半田農業高校と日本酒を、半田商業高校とスイーツをそれぞれ共同開発した半田市商店街連合会など５ブースで、学生とのコラボ商品が並ぶ予定だ。

　県公館では、両校の生徒や名古屋市内で商店街と連携して商品を開発した名古屋学院大や南山大の学生らが商品を説明。大村知事は、豆腐とチョコを合わせるといった商品の数々に驚きながら試食して「商店街の良さを知ってもらい、大いに盛り上げてもらいたい」と期待した。（中崎裕）

（2019年11月8日　中日新聞朝刊県内総合版より）