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中日新聞掲載の大学記事

学生活動  お知らせ  2019.12.03

内閣支持の分析結果報告 愛知学院大ゼミ生が県選管に

分析結果を発表する学生ら=名古屋市中区の県三の丸庁舎で

分析結果を発表する学生ら=名古屋市中区の県三の丸庁舎で

 愛知学院大総合政策学部(日進市)の森正教授(政治学)のゼミ生が2日、県三の丸庁舎で、若者の政治意識や7月の参院選を分析した研究結果を県選管の担当者らに報告した。内閣支持率に関して大学生にアンケートしたグループは「経済と安倍晋三首相の人柄を重視する若者が、内閣を支持する傾向がある」と発表した。

 アンケートは同大学の学生525人を対象に、若年層で内閣支持率が高いとされる理由を探った。結果を踏まえ学生らは「(支持率は)景気の悪化、スキャンダルにより大きく変化する可能性があり、不安定な要素で成り立っている」との分析を披露した。

 インターネットで情報収集する若者ほど内閣支持率が高いという仮説も調べたが、新聞やテレビの利用が多い層との大きな差はみられず、今回の調査では証明されなかった。

 研究はゼミの3年生17人が4グループに分かれて実施。他のグループは参院選愛知選挙区の候補者の選挙運動や選挙の情勢報道などを分析した。県選管の柳沢康行事務局長は「データを使って客観的に分析していただいた。今後の選挙啓発、事務に生かしたい」と講評した。 (立石智保)

(2019年12月3日 中日新聞朝刊県内総合版より)

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