進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > お知らせ

中日新聞掲載の大学記事

お知らせ  学生活動  2019.11.20

この記事の関連大学

週末のB-1GP 準備進む

ブースの装飾を作製する学生たち=亀山市関町木崎の亀山市関支所で

ブースの装飾を作製する学生たち=亀山市関町木崎の亀山市関支所で

 23、24日に兵庫県明石市で開催されるご当地グルメの祭典「B-1グランプリ」に、市民有志でつくる「津ぎょうざ小学校」と、「亀山みそ焼きうどん本舗」が出場する。両団体とも、週末に向け準備作業は佳境を迎えている。(上井啓太郎、本間貴子)

■津ぎょうざ 給食発祥売りにV狙う

 津市民有志でつくる「津ぎょうざ小学校」は、味はもちろん、学校給食発祥というエピソードにちなんだ独特のおもてなしで1位を狙う。

 津ぎょうざは直径15センチの皮であんを包み、巨大な見た目のインパクトが特徴。30年以上前に市内の学校給食で提供が始まったという。2008年に津まつりで販売して以来、市内各地の飲食店でメニュー化している。

 15年のB-1青森県十和田大会では3位を獲得した。今回は市内の高田高校女子柔道部、青山高校の生徒23人も協力し、総勢70人でPRする。小学校をテーマにしたランドセルに短パン、体操服の衣装に、秋の運動会をイメージした飾り付けで盛り上げる。

 13日に同市大門の津センターパレスで決起集会があった。「学級委員長」の西川直希さん(47)は「津を全国にPRして、明石のみなさんにも楽しんでもらえたら」と話した。

■亀山みそ焼きうどん 鈴鹿大生が盛り上げに一役

 亀山みそ焼きうどん本舗は、今回から鈴鹿大の学生らのベンチャー企業「鈴りん探偵舎」と協力してブースを盛り上げる。

 肉とうどんをみそだれで炒め、ピリ辛のおいしさが売りの亀山みそ焼きうどん。これまで全国大会には6回参加したが、上位入賞の経験はない。来場者も2011年の姫路大会がピークで、今年は「若い感性でお客さんを呼び込もう」と、鈴りん探偵舎との協力を決め、4月から準備に取り組んできた。

 19日には亀山市役所関支所で打ち合わせと準備作業があり、学生たちとメンバーが当日の流れや配置を確認しながら、ブースの飾りを作製した。

 今年の目玉は、亀山城や関宿など、市の名所をコラージュして作った羽の絵のパネル。前に立つと羽が生えているように見えるため、写真撮影のスポットとなることを期待している。

 鈴りん探偵舎で学生のまとめ役をしている稲葉涼夏さん(21)は「学生がブースを盛り上げるのは初めて。若さを出しつつ、亀山を盛り上げたい」と意気込む。

■B-1グランプリ

 ご当地グルメが一堂に会するイベントで、年に一度全国大会が開かれている。今年の全国大会には、55団体が参加する。県内からは、亀山みそ焼きうどんと津ぎょうざのほか、名張牛汁、松阪鶏焼き肉、四日市とんてきが出場する。

(2019年11月20日 中日新聞朝刊津市民版より)

戻る < 一覧に戻る > 次へ