女子の部で優勝した東海学園大のメンバー＝岐阜県多治見市新町の多治見市産業文化センターで

　１７日に岐阜県中津川市－多治見市間で開かれた第６６回中山道東濃駅伝競走大会（東濃地区陸上競技協会、岐阜陸上競技協会、中日新聞社主催）で、県勢は女子（５区間１４．１キロ）の東海学園大（みよし市）が２年ぶりに優勝、一般Ｂ（６区間４４．５キロ）は庄内ＲＴ（ＢＣ、名古屋市）が４連覇した。

　東海学園大は１、３、５区で区間賞を取る好走で、一度も首位を譲らなかった。同大の男子は大学（８区間５８．５キロ）でも３位と健闘した。

　庄内ＲＴは堅実な走りで５区で先頭に立ち、逃げ切った。庄内ＲＴ（ＡＡ）は一般Ａ（８区間５８．５キロ）でも２位に入った。　（渡辺真由子）

■困難超え区間賞

　女子の部の東海学園大（みよし市）は２年ぶりの優勝。４連覇を狙ったものの３位に沈んだ昨年の雪辱を果たした。貧血を乗り越えて調子を上げていた神谷亜依選手（３年）が１区を区間賞で走り、最後まで首位を守りきった。

　５区で区間賞の浅井瑞貴主将（４年）は「今季の流れを作るためにも、絶対に勝つ気持ちで走った。優勝できてうれしい」と笑顔で語った。金尾洋治監督は「ベストメンバーで臨んだ。前半で流れを作れたのが勝因だった」と喜んだ。　（真子弘之助）

（2019年11月18日　中日新聞朝刊10面より）