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お知らせ  2019.10.17

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東名古屋医師会 名学芸大と協定 在宅医療など教育・研究

握手を交わす杉浦学長(左)と金山会長=日進市の名古屋学芸大で

握手を交わす杉浦学長(左)と金山会長=日進市の名古屋学芸大で

 日進市の名古屋学芸大と東名古屋医師会医療介護総合研究センターが16日、在宅医療・介護分野の教育・研究を中心とした連携の充実と推進を目指して協定を締結した。

 栄養ケアの地域拠点として同センターに設置された「やまびこ認定栄養ケア・ステーション」との連携を中心に、同ステーション登録の管理栄養士による同大管理栄養学部の学生や栄養科学研究科の大学院生のインターンシップの受け入れなどを想定している。

 医師会の中に栄養ケアステーションが設置される例は全国でも少なく、医師会の中に設置された同ステーションが大学と協定を結ぶのも全国で初めてという。同ステーションが医師会内にあることで、管理栄養士による在宅患者への有料での訪問栄養食事指導が容易になり、さらに学生らが現場を知る機会が充実する。

 同大管理栄養学科長の塚原丘美さんは「長寿化の時代のモデルケースにしていけたら」と話す。同大には管理栄養学部の他にも、メディア造形学部、ヒューマンケア学部、看護学部があり、特性を生かした連携も目指す。

 協定の有効期間は2020年度末までだが、終了の申し出がない場合は自動更新される。同大の杉浦康夫学長は「大きな励ましになる。1年だけでなく、未来永劫(えいごう)連携を続けていきたい」と語り、同医師会の金山和広会長は「栄養学は大事。非常に心強い協定」と述べた。

(2019年10月17日 中日新聞朝刊なごや東版より)

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