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愛工大がつくる ゲームと未来 東京ゲームショウ出展 就活一助に
同科はゲーム制作に必要なプログラミングや画像処理をカリキュラムに取り入れており、ゲームショウには17年から3年連続で出展。全国の大学や専門学校など約50校が参加する「ゲームスクールコーナー」の一角で、学生約20人が制作した5作品を来場者に体験してもらっている。
実際にボールを転がしたり、トランポリンで跳びはねたりして操作する体感型が中心で、VR(仮想現実)を取り入れた作品もある。
指導する水野慎士教授は「愛知にはそもそもゲーム会社が少なく、いろんな人に作品を体験してもらえる環境もない」と指摘。「ゲームショウでは関連企業のリクルーターも見学に訪れ、就職にもつながっている」と手応えを話す。体感型ゲームに使うセンサーは自動運転にも関連し、地場産業との連携も図っている。
名古屋市内のIT企業に来春就職が内定している4年生の大塚杏真(きょうま)さんは「自分の作品にプロの目でアドバイスをもらったり、他校の学生とも交流があったりして刺激になる。この経験が仕事にも生かせると思う」と話していた。
東京ゲームショウは40の国・地域の650社が出展。15日までの期間中、25万人の来場が見込まれている。
(2019年9月14日 中日新聞夕刊8面より)
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