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学生活動  2019.09.10

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赤ちゃんも一緒に演奏会 関で催し 童歌の手遊びも

童歌で手遊びする来場者ら=5日、関市の中部学院大関キャンパスで

童歌で手遊びする来場者ら=5日、関市の中部学院大関キャンパスで

 乳幼児を連れた保護者らにも演奏会を楽しんでもらうイベント「赤ちゃんだってクラシック」が、関市桐ケ丘の中部学院大関キャンパスであった。67組の親子がござの上でくつろぎながら、曲に合わせて身を揺らした。(高橋可鈴)

 中部学院大短大部幼児教育学科と関市シルバー人材センター「とんてん館」が共催した。3歳までの子どもがいる保護者や祖父母、妊産婦らを対象に、2008年から毎年開催し12回目。

 今回は、音楽を通じてさまざまな国に出掛けるイメージで、「ピアノで辿(たど)る音の旅」をテーマとした。同大短大部の教授岡田泰子さん(53)と非常勤講師田中智子さん(51)が出演。岡田さんは「自由な姿勢で、子どもが声を出しても気にせずに聴いてもらえたら」と話した。

 コンサートは岡田さんの伴奏に合わせ、とんてん館の合唱「小さな世界」から始まった。6曲のピアノ演奏に加え、会場全員が童歌で手遊びもして盛り上がった。

 来場した親は子どもを膝にのせたり、抱き上げたりしながら聴いた。時折泣き声も聞かれたが、会場は終始笑顔にあふれていた。関市倉知の主婦(33)は「子どもがじっとしていられないと思うから、普段は行こうと思わない。みんな親子連れなら行ってみようと参加した」と話した。

(2019年9月10日 中日新聞朝刊中濃総合版より)

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