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お知らせ  学生活動  2019.09.02

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岐阜女子大生が高齢者向け弁当 コープと共同開発 健康に配慮

考案した「フレイル予防弁当」をPRする学生ら=岐阜市福光南町のコープぎふ長良店で

考案した「フレイル予防弁当」をPRする学生ら=岐阜市福光南町のコープぎふ長良店で

■あす芥見店で50個販売

 岐阜市の岐阜女子大で管理栄養士を目指す学生4人が、高齢者の健康に配慮した「フレイル予防弁当」を考案した。同市福光南町のコープぎふ長良で1日、100個(1個500円)が販売され、1時間半で完売した。(藤矢大輝)

 フレイルとは、健康な状態から要介護に至るまでの中間の段階。加齢に伴って認知機能や筋力が低下し、生活機能障害などの危険性が高まるとされる。

 弁当の開発は、同大家政学部健康栄養学科の学生が市、コープぎふと4月から共同で行った。メニューづくりを担当した学生らは、製造現場や総菜コーナーを視察し、コストやニーズなどを調査して反映させた。

 弁当は、大豆入りメンチカツやブロッコリーのレモンマリネ、大学かぼちゃなど9つのメニューで構成。塩分を抑えて、120グラム以上の野菜が摂取できるという。開店と同時に行列ができる人気ぶりだった。

 参加した同大4年の福岡奈央さん(22)は「タンパク質強化、減塩、野菜の摂取量増加を3本柱に作った。普段からお弁当を選ぶ際には、この3つを気にかけていただければ」と話した。

 同市芥見南山のコープぎふ芥見店でも3日、午前10時から50個を販売する。

(2019年9月2日 中日新聞朝刊広域岐阜版より)

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