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お知らせ  2019.08.24

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希少種や固有種のチョウ12種を紹介 名古屋の中部大で展示

珍しいチョウなどの昆虫標本が並ぶ展示=名古屋市中区の中部大名古屋キャンパスで

珍しいチョウなどの昆虫標本が並ぶ展示=名古屋市中区の中部大名古屋キャンパスで

 珍しいチョウなどの昆虫標本を紹介する「藤岡蝶(ちょう)類コレクションと蝶学の楽しみ」が名古屋市中区千代田5の中部大名古屋キャンパスで開かれている。30日まで。

 趣味でチョウ研究を続けた元慶応大教授の藤岡知夫さん(84)から、中部大が4年前にコレクションの寄贈を受けた。約22万匹、1700箱は個人による国産チョウの収集としては最大規模だ。

 このうち「絶滅危惧種と日本固有種のシジミチョウ」「愛知県のチョウと静岡県のチョウ」などのテーマで、オオルリシジミなどの希少種を含む12種類の標本を紹介。三河昆虫研究会のコレクションなどと合わせ52箱を展示した。世界で最も気品のあるチョウともいわれるマレーシアの国蝶「アカエリトリバネアゲハ」や東南アジアのカマキリ、コノハムシなどの標本が並ぶ。

 見学に訪れた同市天白区の女性(78)は「これだけ標本が並ぶとすごい」と話し、昆虫好きという豊田市の孫に写真メールを送っていた。

(2019年8月24日 中日新聞朝刊県内版より)

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