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お知らせ  2019.08.11

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軍都の跡 親子でたどる 豊橋の愛知大 旧師団大講堂など

渡辺会長(左)の案内で、かつて教導学校大講堂として使われた建物を見学する参加者=豊橋市の愛知大豊橋キャンパスで

渡辺会長(左)の案内で、かつて教導学校大講堂として使われた建物を見学する参加者=豊橋市の愛知大豊橋キャンパスで

 豊橋市内に残る戦争の痕跡をたどる「おやこで学ぶ戦争遺跡見学会」(豊橋ユネスコ協会主催、中日新聞社後援)が10日、愛知大豊橋キャンパス(町畑町)であり、親子連れら40人が参加、平和への思いを深めた。

 軍都だった豊橋の歴史を振り返りながら、平和を考える機会にしてほしいと2010年から続いている。今年は、1908(明治41)年に旧日本陸軍第15師団が置かれた豊橋キャンパス内を巡った。

 協会の渡辺正会長(75)らが、軍曹ら下士官を養成する教導学校大講堂や、歩兵第60連隊の将校が食事や会議で使った集会所などの遺跡を約1時間かけて案内。母親と参加した同市幸小学校6年の女子児童(11)は「戦争遺跡の見学を通し、戦争は起こしてはいけないものだと改めて伝わってきた」と話し、熱心にメモを取っていた。 (酒井博章)

(2019年8月11日 中日新聞朝刊東三河版より)

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