全国販売が始まった「コロロかかみがはらにんじんスムージー」＝各務原市役所で

　県内のスーパーで昨年販売された各務原市特産のニンジンを使ったグミ「コロロかかみがはらにんじんスムージー」の全国進出が決まり、２０日からコンビニエンスストア大手のファミリーマートで販売が始まった。

　グミは市、ぎふ農業協同組合、各務原商工会議所、市内にキャンパスがある東海学院大でつくる「各務原人参（にんじん）ブランド推進連絡協議会」と、製菓大手のＵＨＡ味覚糖（大阪市）が連携して開発した。昨年１１～１２月に県内限定で販売したところ、１週間で１万２０００個を出荷する好評ぶりだった。

　糖度の高い各務原市産ニンジンの持ち味が生かされ、濃厚でみずみずしいスムージーのような風味。当初からの目標だった全国販売が実現し、浅野健司市長は「全国の皆さんにご賞味いただき、各務原市や『各務原にんじん』のことをさらに知ってもらえれば」と期待するコメントを出した。

　税別２００円。パッケージは昨年と同様、同大の学生のデザインを使っている。（神田要一）

（2019年5月22日　中日新聞朝刊岐阜近郊版より）