進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > お知らせ

中日新聞掲載の大学記事

お知らせ  2019.04.25

この記事の関連大学

犬山と古代地域社会 赤塚さんが研究披露 各務原で講演会

 濃尾・各務原地名文化研究会の定例講演会(中日新聞社後援)が、各務原市中央図書館であり、NPO法人「古代邇波(にわ)の里・文化遺産ネットワーク」理事長で、名古屋経済大犬山学研究センターの赤塚次郎客員教授が、古代における同市と愛知県犬山市の地域社会に関する研究成果を披露した。

 赤塚さんは「古代の地域を考えるためには、古代遺跡や伝承、地形などを把握するのが重要」と指摘し、東山道や東海道など街道のルートと、古墳や集落跡地などの遺跡の分布を比較した。

 3、4世紀ごろには、現代の西濃地区を中心とした“美濃”、名古屋台地周辺の“尾張”とは別に、犬山周辺の扇状地から各務原、加茂地域に至るエリアにも独自の地域社会が形成されていた、との自説を披露した。(大山弘)

(2019年4月25日 中日新聞朝刊岐阜近郊面より)

戻る < 一覧に戻る > 次へ