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■外国人教員比率 中部地区1位(全国7位)
朝日新聞出版発行:大学ランキング2024年版「外国人教員の比率(規模別・学生数3000人以上)」の項目より (2022年度実績)
学生活動 2019.02.16
古民家に学生の活動拠点 カフェ奥に「coagari」 中津川市本町の「天満屋」
中津川市本町の中山道中津川宿にある江戸時代後期の古民家に、市内で地域づくりに取り組む大学生や地元の高校生らの活動拠点がオープンした。土間から続く「小上がり」と呼ばれる場所だったことにちなんで「coagari(こあがり)」と名付けられた。学生は自由に利用できることから、若者の往来の増加による地域活性化が期待できそうだ。(福本雅則)
古民家は180年ほど前に建てられ、「天満屋(てんまや)」という屋号の小間物店だった。6年前から空き家となり、空き家の再生などに取り組む一般社団法人「ヒガシミノ団地」が2年ほど前から改修を進めていた。昨年9月に中山道に面した部分を使ったカフェが開店し、現在はゲストハウスの整備を進めている。
市の委託で設けられた新しい拠点はカフェの奥にある8畳の空間。同市本町地区で活動する中京学院大や東京工業大、名古屋外国語大の学生、中津高校の生徒たちが、同法人代表理事で2級建築士の松下嘉広さん(34)らの指導を受け、10月から改修してきた。床にはヒノキで板を張り、使いやすさを考えて掘りごたつやカウンターなどを設けた。
名称には、共同を意味する英語の「co」と、学生の成長につながる「上がり」の期待を重ねた。PR用のロゴマークも作った。
11日のオープンイベントには、改修に携わった学生や地元商店街の代表者ら40人ほどが集まった。大学生と高校生、青山節児市長による座談会で、高校時代は寮生活だった市内の長谷川蓮さん(中京学院大3年)は「中津川に戻って実感したのは地域の温かさ。もっと発信したい」、奥村稀良さん(中津高3年)は「大学生の皆さんから学生生活を聞く機会も得られて有意義だった」と話した。
施設は、大学生と高校生が原則火、木、土、日曜の午前10時〜午後5時に、勉強や会議の場などとして無料で利用できる。市は各地の大学に学びの場を提供し、地域の活性化につなげる「域学連携」を積極的に進めており、2017年度は18大学の延べ6200人が市内で活動した。
(2019年2月16日 中日新聞朝刊東濃版より)
■関連大学はこちら
・ 中京学院大学
・ 名古屋外国語大学
古民家は180年ほど前に建てられ、「天満屋(てんまや)」という屋号の小間物店だった。6年前から空き家となり、空き家の再生などに取り組む一般社団法人「ヒガシミノ団地」が2年ほど前から改修を進めていた。昨年9月に中山道に面した部分を使ったカフェが開店し、現在はゲストハウスの整備を進めている。
市の委託で設けられた新しい拠点はカフェの奥にある8畳の空間。同市本町地区で活動する中京学院大や東京工業大、名古屋外国語大の学生、中津高校の生徒たちが、同法人代表理事で2級建築士の松下嘉広さん(34)らの指導を受け、10月から改修してきた。床にはヒノキで板を張り、使いやすさを考えて掘りごたつやカウンターなどを設けた。
名称には、共同を意味する英語の「co」と、学生の成長につながる「上がり」の期待を重ねた。PR用のロゴマークも作った。
11日のオープンイベントには、改修に携わった学生や地元商店街の代表者ら40人ほどが集まった。大学生と高校生、青山節児市長による座談会で、高校時代は寮生活だった市内の長谷川蓮さん(中京学院大3年)は「中津川に戻って実感したのは地域の温かさ。もっと発信したい」、奥村稀良さん(中津高3年)は「大学生の皆さんから学生生活を聞く機会も得られて有意義だった」と話した。
施設は、大学生と高校生が原則火、木、土、日曜の午前10時〜午後5時に、勉強や会議の場などとして無料で利用できる。市は各地の大学に学びの場を提供し、地域の活性化につなげる「域学連携」を積極的に進めており、2017年度は18大学の延べ6200人が市内で活動した。
(2019年2月16日 中日新聞朝刊東濃版より)
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・ 中京学院大学
・ 名古屋外国語大学