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スポーツ 2018.12.07
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得意技光る 国際大会準V 柔道男子73キロ級 愛大の田中選手
柔道の国際大会「アジアオープン香港」に日本代表として出場した愛知大2年の田中大地選手(19)=岐阜市=が、男子73キロ級で準優勝を果たした。初めての国際大会で目標のメダルを手にし「自分の得意技が通用することが実感できた」と手応えを語る。 (河北彬光)
大会は中国・香港で1、2日にあり、男子73キロ級には世界各国から27人が出場。田中選手は1回戦から準決勝までの4試合で、いずれも得意技の袖釣り込み腰などで一本勝ちを収めた。タジキスタン選手との決勝は、延長戦にまでもつれ込む接戦を演じたが、惜しくも反則負けを喫した。
田中選手は、8月の東海学生体重別選手権で2年連続優勝を達成。今大会はこうした実績が評価され、東海地方から唯一、代表に選出された。「足技で相手を崩して袖釣り込み腰を決める得意の形を出せたが、決勝は頭一つ分大きい相手にうまく対応できなかった」と反省点を挙げ、今後へ「国際大会で優勝できる実力をつけたい」と誓う。
愛知大柔道部の久野高裕監督(43)も現地で教え子の戦いを見守った。「慣れない環境でメダルを取れたのは評価できる。決勝の負けを今後に生かしてほしい」と成長に期待した。
(2018年12月7日 中日新聞朝刊県内総合版より)
大会は中国・香港で1、2日にあり、男子73キロ級には世界各国から27人が出場。田中選手は1回戦から準決勝までの4試合で、いずれも得意技の袖釣り込み腰などで一本勝ちを収めた。タジキスタン選手との決勝は、延長戦にまでもつれ込む接戦を演じたが、惜しくも反則負けを喫した。
田中選手は、8月の東海学生体重別選手権で2年連続優勝を達成。今大会はこうした実績が評価され、東海地方から唯一、代表に選出された。「足技で相手を崩して袖釣り込み腰を決める得意の形を出せたが、決勝は頭一つ分大きい相手にうまく対応できなかった」と反省点を挙げ、今後へ「国際大会で優勝できる実力をつけたい」と誓う。
愛知大柔道部の久野高裕監督(43)も現地で教え子の戦いを見守った。「慣れない環境でメダルを取れたのは評価できる。決勝の負けを今後に生かしてほしい」と成長に期待した。
(2018年12月7日 中日新聞朝刊県内総合版より)