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イベント  2018.10.31

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クイズで中津川知ろう 大正大生が魅力伝える体験型講座

ワークショップで、中津川に関するクイズを出し合う参加者たち=中津川市にぎわいプラザで

ワークショップで、中津川に関するクイズを出し合う参加者たち=中津川市にぎわいプラザで

 中津川市付知地域で地域おこしの実習をしている大正大(東京都豊島区)の学生が29日、JR中津川駅前の市にぎわいプラザで、地元の高校生や大学生向けに地域の魅力を伝えるワークショップを開いた。

 2年前に開設された同大地域創生学部の学生は、全国各地に40日間滞在し、地域の課題解決に取り組む活動を展開している。同市とは昨夏に連携協定を結び、1年生8人が9月下旬から付知地域を拠点に、調査や住民との交流などを続けてきた。

 学生は活動を通して、地域の魅力を知らない住民の多さに気付いたといい、若い世代が地元を再認識する機会をつくろうとワークショップを企画。市内の高校生14人と中京学院大の学生8人が集まった。

 参加者は8つのグループに分かれ、大正大の学生が配った市内の地図に、観光地や名物を書き入れて「地域資源マップ」を制作。挙げられた資源の中からクイズを考え、グループ同士で質問し合った。

 市役所では8人の活動報告もあり、付知地域の木材や食、自然などを生かしたビジネスプランを提案した。木工製品をテーマにした田中幹大さん(19)は「人の温かさを感じながら勉強できた。来年秋は東京でニーズを調べる実習があるので、いい形で付知との関係をつなげていきたい」と話した。(福本雅則)

(2018年10月31日 中日新聞朝刊東濃版より)

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