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学生活動  2018.10.18

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難民レシピでカレー 南山大生とローソン開発

ローソンと共同開発した「2種のあいがけカレー」を手にする南山大の祝迫さん(左)ら=昭和区の南山大で

ローソンと共同開発した「2種のあいがけカレー」を手にする南山大の祝迫さん(左)ら=昭和区の南山大で

 ローソン(東京都品川区)は、難民支援のために活動する南山大(昭和区)の学生団体と協力して開発した新商品「2種のあいがけカレー(ポークトマトカレー&イエローチキンカレー)」を23日に発売する。17日、南山大で開いた発表会では、学生たちがスパイスの効いた本格的な味わいを楽しんだ。

 協力したのは学生団体「ミール・フォー・リフュジーズ・アット・南山」。認定NPO法人難民支援協会(東京)が発行したレシピ集「海を渡った故郷の味」のなかから、難民の祖国の料理を学内の食堂などに紹介して提供してもらい、収益を同協会に寄付する活動に取り組んでいる。今回はローソンの依頼で、ネパールとビルマ(ミャンマー)からの難民のレシピを提案。容器中央のライスの両側に、2種類のカレーをそれぞれ盛りつけた。

 発表会では2017年に団体をつくった外国語学部4年祝迫(いわいさこ)優衣さんが、名古屋での難民申請が東京に次いで多いことや、認定されるケースがごく少数にとどまることなどを説明。カレーの発売について「普段の食事をきっかけに多くの方に難民のことを考えていただければ」と話した。

 新商品を味わった人文学部1年の岡川心さんは「一般的に売られているものよりスパイシーで、本場のカレーらしいおいしさでした」と喜んでいた。

 税込み530円。愛知、岐阜、三重など7県の店舗(一部を除く)で発売。収益の一部はローソンが支援協会に寄付する。(横山大輔)

(2018年10月18日 中日新聞朝刊市民版より)

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