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中日新聞掲載の大学記事

学生活動  2018.09.09

店や住宅の防犯診断 大学生有志らが体験 瑞穂署周辺を巡回

チェックリストを基に店の責任者に話を聞く学生たち=瑞穂区内で

チェックリストを基に店の責任者に話を聞く学生たち=瑞穂区内で

 警察の業務に興味がある大学生を対象にした「ヤングボランティアワークス」が7日、瑞穂署で開かれた。大学生56人が警察官の指導を受けながら、店舗や個人宅を巡回する防犯診断を体験した。

 県警の主催で2015年に始まり、今回で5回目。名城大、中京大、東海学園大、名古屋学院大でボランティアサークルに所属する56人が参加した。

 初めに県警の担当者から侵入盗の実態について講義があり、学生たちは、県内の住宅侵入盗被害が11年連続で全国ワーストだったことや、防犯灯を付けるといった対策を学んだ。

 その後、グループに分かれて署の周辺を巡回。文具店に訪れた学生は、チェックリストを基に「侵入の足場になる物がないか」「防犯機器があるか」などの項目を確認し、店の責任者に「人感センサーはありますか」と質問していた。

 東海学園大1年の寺田晴哉(はるや)さん(19)は「家の防犯を意識したことがなかったけど、これをきっかけに自宅でも対策をしたい」と話した。 

(2018年9月9日 中日新聞朝刊市民版より)

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