各部門優勝者。（左）から３番目が男子総合優勝の青山晃大、４番目が女子総合優勝の酒井里奈＝笹戸ＣＣで

　第２２回コカ・コーラボトラーズジャパン杯争奪愛知県学生ゴルフ選手権（中日スポーツ後援）は２８日、愛知県の笹戸ＣＣ（男子６５２０ヤード、女子５７３０ヤード、パー７２）で最終Ｒを行い、男子は青山晃大（中京大１年）が通算２アンダーで、女子は酒井里奈（愛大２年）が通算１アンダーで連覇した。初心者クラスは男子が前田基彰（愛工大３年）、女子が兼松芹菜（名工大２年）、医学部クラスは男子が大塩展甲（愛知医大３年）、女子は北西沙紀（名大２年）が優勝した。

■３打差から逆転！

　男子は首位に３打差の青山がこの日、５バーディー、２ボギーの６９で回り、通算２アンダーで逆転優勝した。

　練習や試合でいつも一緒の上田敦士（名大３年）が前の組で回っており「１８番でバーディーを取って追いつかれたのが分かったので、バーディーを取りにいきました」。残り１３５ヤードを９番でハーフショットで１ピンにつけて入れた。

　一昨年の中部アマチャンピオン。初出場した先日の日本学生では下位に沈んだ。「ティーショットでフェアウエーに置けるかだけなんですけど」。課題は分かっている。

■優勝もスコア反省

　通算１アンダーで連覇した女子の酒井は「２日間アンダーで回るのが目標だったのに…」と優勝よりも７４のスコアを反省した。
　先日の日本女子学生は出遅れながらも挽回し、中部勢トップの９位。最近の愛大は好調で、この日も愛大勢が１、２、５、６位という成績。「この夏は合同練習なんかやってないんですが」と酒井は不思議そうだった。

（2018年8月29日　中日スポーツ8面より）