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スポーツ  2018.08.22

愛大ぶっちぎり17打差V エース不在もチーム結束

2位に17打差をつけぶっちぎりの優勝を決めた愛大チーム=京和CCで

2位に17打差をつけぶっちぎりの優勝を決めた愛大チーム=京和CCで

 本年度の中部女子学生ゴルフ秋季大学対抗戦(中日新聞社後援)は14、15日、愛知県豊田市の京和CCで行い、愛大が優勝した。2位の中部学院大までの2校が10月の信夫杯争奪日本女子大学ゴルフ対抗戦への出場権を獲得した。対抗戦は2日間36ホール、5人中上位4人の合計スコアで競った。

 愛大が2位中部学院大に17打差をつけて快勝した。初日4アンダー、2日目2アンダーにまとめ、優勝に大きく貢献した新キャプテンの嶋貫(3年)は「セカンドが寄ってくれたので短いバーディーが多かった」と振り返った。

 中部の女子は長年、名商大の天下だった。しかし全国でも強豪だったゴルフ部に最近は部員が集まらなくなった。今年は5人出場して4人のスコアで競う対抗戦もギリギリの4人で戦うことになり、全日本行きを逃した。

 一方で、愛大はチームが結束した優勝だった。絶対的エースの芦沢衣里(えり、4年)が今年のプロテストを受けたことで出場資格を失ったが、チームの団結力は逆に強まった。

 山本が2日間パープレーと踏ん張った。8月の中部女子学生を制した酒井も初日に78とたたいたものの、2日目は持ち直し、69で回った。

 「衣里さんがいなくなったので、みんなで頑張ろうと言ってたんです」とは酒井。団体戦優勝は昨年春に6年ぶりに達成して以来。「衣里さんにいい報告ができます。次は全日本で頑張りたい」と殊勲の新キャプテンは笑顔で語った。(児玉光雄)

(2018年8月22日 中日スポーツ11面より)

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