新理事長に選出された立花貞司（ていじ）氏

　名城大（名古屋市天白区）の新理事長に選出された立花貞司（ていじ）氏（７１）ら３人が２４日、名古屋市中区の中日新聞社を訪れ、大島宇一郎社長と懇談した。

　立花氏はトヨタ自動車工業（現トヨタ自動車）に入社、同社取締役やトヨタホーム社長を歴任。昨年７月から名城大理事を務める。

　新理事長の任期は２０２０年１月２８日まで。立花氏は「（トヨタでの）ものづくりの後、人づくりに携われてありがたい。少子高齢化の中、学生第一主義を頭に置いて、地に足がついた経営を行っていきたい」と話した。

■名院大の新理事長　因田氏も中日新聞社来訪

　名古屋学院大（名古屋市熱田区）の新理事長に選任された因田義男氏（７４）ら３人が２４日、名古屋市中区の中日新聞社を訪れ、大島宇一郎社長と懇談した。

　因田氏は「少子化で経営環境は厳しさを増している。学生に課題解決の力を身に付けさせる教育に力を入れ、学生や社会から選ばれる大学にしていきたい」と抱負を語った。

　新理事長の任期は２０２１年８月２日まで。因田氏は１９６８年に名古屋市役所に入庁。２００７年４月から同副市長を２年間務め、１２年８月、名古屋学院大監事に就任した。

（2018年8月25日　中日新聞朝刊県内版より）