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学生活動 2018.08.23
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高山の小中生80人 名芸大で芸術体験
岐阜県高山市の小中学生80人が22日、北名古屋市の名古屋芸術大を訪れ、日本画や粘土工作、版画での絵本作りなどに取り組んだ。
子どものころから芸術に触れ、興味を持ち続けてもらおうと、名古屋芸術大と高山市は連携協定を結び、芸術や地域活性化など幅広い分野で協力。高山市の事業として2013年に始まり、学生が同市で芸術イベントを開くなどしている。
粘土で動物を作る講座では、写真や人形を見ながら絵を描いてから、粘土をこねて形を作っていった。学生たちが「ヘラを使って粘土をなじませると取れにくくなるよ」などとアドバイス。花里小学校4年の男子児童(9つ)は、馬のしっぽの毛並みまで精巧に再現し、「プロに教えてもらえて、いつも作っているより上手になれてうれしかった」と笑顔で話した。
アートクリエイターコースの岩井義尚教授(63)は「忠実に作るより、自分が思った形に作ることが大事。じっくり時間を掛けて楽しんでもらい、この中から芸術家が生まれたらうれしい」と話していた。
(2018年8月23日 中日新聞朝刊尾張版より)
子どものころから芸術に触れ、興味を持ち続けてもらおうと、名古屋芸術大と高山市は連携協定を結び、芸術や地域活性化など幅広い分野で協力。高山市の事業として2013年に始まり、学生が同市で芸術イベントを開くなどしている。
粘土で動物を作る講座では、写真や人形を見ながら絵を描いてから、粘土をこねて形を作っていった。学生たちが「ヘラを使って粘土をなじませると取れにくくなるよ」などとアドバイス。花里小学校4年の男子児童(9つ)は、馬のしっぽの毛並みまで精巧に再現し、「プロに教えてもらえて、いつも作っているより上手になれてうれしかった」と笑顔で話した。
アートクリエイターコースの岩井義尚教授(63)は「忠実に作るより、自分が思った形に作ることが大事。じっくり時間を掛けて楽しんでもらい、この中から芸術家が生まれたらうれしい」と話していた。
(2018年8月23日 中日新聞朝刊尾張版より)