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大学野球  2018.06.11

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中京大・和田 初戦突破誓う 全日本大学野球選手権きょう開幕

全日本大学野球選手権の開会式に参加して初戦突破の思いを新たにした中京大・和田佳大内野手=東京都内で(川越亮太撮影)

全日本大学野球選手権の開会式に参加して初戦突破の思いを新たにした中京大・和田佳大内野手=東京都内で(川越亮太撮影)

 11日に開幕する全日本大学野球選手権(神宮など)の開会式が10日、東京・明治神宮会館で行われた。愛知大学野球連盟代表として出場し、11日の第2試合(神宮)で富士大(北東北)と対戦する中京大ナインも参加。侍ジャパン大学代表候補に選ばれた和田佳大内野手(3年・鹿児島情報)は初戦突破を誓った。

■リーグ戦気分で

 大舞台へ平常心で臨んでいく。中京大野手陣のリーダー格・和田は他のナインとともに、落ち着き払った表情で開会式に参加。初戦突破に向けた闘志を静かに燃やした。

 「リーグ戦と同じような感じで試合に臨めそうです。僕もどんどん塁に出ていきたいです」。8日に侍ジャパン大学代表候補に選ばれたことが発表されたが、「まずは選手権です」。初戦に集中する気持ちを強調した。

 苦い経験がある。2016年の全日本大学野球選手権。1回戦の奈良学園大戦に、1年生ながら「9番・遊撃」で先発出場した。しかし、全国大会の独特な雰囲気に飲まれ、思うようなプレーができず、チームも1−5で敗戦。何もすることなく、神宮を後にした。あれから2年。同じような苦い思いはしたくない。和田は全国大会で得た貴重な経験を踏まえて、他のナインへ積極的にアドバイスしようと思っている。

 「神宮を経験した選手が少ないので、試合中は僕が周りを見て声をかけていきます」。強敵・富士大が相手でも自分たちのペースは崩さない。春季リーグ戦を制した「負けない野球」を展開していく。 (川越亮太)

(2018年6月11日 中日スポーツ9面より)

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