進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 学生活動

中日新聞掲載の大学記事

学生活動  2018.05.17

この記事の関連大学

「鹿の湯」20代従業員とインターンが催し 「恋活」で若者呼び込もう

イベントに向けて話し合いをする(左から)池田さん、柘植さん、西川さん=菰野町の湯の山温泉「鹿の湯ホテル」で

イベントに向けて話し合いをする(左から)池田さん、柘植さん、西川さん=菰野町の湯の山温泉「鹿の湯ホテル」で

■19日に第1弾 キャンドルともし写真映え意識

 菰野町の湯の山温泉に若者を呼び込もう−。「鹿の湯ホテル」の20代の女性従業員とインターンシップ(就業体験)の大学生がタッグを組み、男女の出会いをつくる「恋活」イベントを始める。第1弾は19日。スライドで地元に残る縁結びの「折り鶴伝説」を紹介し、キャンドルに灯をともすリレーなどを企画。8月まで全3回開く。従業員の池田奈桜(なお)さん(22)は「情報の発信力がある若者が来れば、温泉街全体が活気づく」と話す。(高島碧)

 メンバーは、池田さんと従業員西川真帆さん(21)、名古屋学院大3年の柘植(つげ)ほの華さん(20)の3人。定員は男女各15人で、同ホテルのパーティールームで軽食を取りながら、キャンドルをともして会話を楽しむ。宿泊客を増やすため、夜のイベントにした。キャンドルは雰囲気が出やすく、写真映えすることから選んだ。

 ホテルの宿泊客は30〜40代のファミリー層が6割を占める。新たに若年層を開拓しようと、おかみ伊藤寿美子さん(48)が若手従業員らによる企画を思い付いた。「自分で考えて挑戦し、やりがいを感じてほしい」と思いを込める。柘植さんは2〜8月の土、日曜に訪れて、就業体験として客層の分析などを担っている。

 4月に入り、3人で週末に1日1時間会議を重ねて企画を練った。柘植さんはチラシ150部を近鉄湯の山線沿線や名古屋市内の喫茶店などに配った。イベントに向け、男性従業員がキャンドルを並べる高さ1.5メートルの木製のタワーも制作した。柘植さんは「お世話になった従業員のためにも成功させたい」と意気込む。西川さんは「告知のタイミングなど勉強になった。若者の集客は難しいけれど、挑戦して次につなげたい」と話す。

 イベントは午後7時〜8時半。料金は男性2500円、女性1500円で温泉付き。対象は18〜29歳。宿泊する場合は別途ホテル代が必要になる。申し込みは当日まで受け付ける。(問)鹿の湯ホテル=059(392)3141

(2018年5月17日 中日新聞朝刊北勢版より)

戻る < 一覧に戻る > 次へ

名古屋学院大学資料・願書請求はこちら

詳しく見る

名古屋学院大学入試情報カレンダー

カレンダーを見る

資料請求 この大学のHPを見る