名古屋音楽大教授清水皇樹（写真左上）、同客員准教授鈴木弘尚（同右上）、愛知県立芸術大教授熊谷恵美子（同下）

　東海地方の音楽指導者でつくる奏心会（加藤瑞木代表）が主催する「３人の演奏家によるピアノ協奏曲公開レッスン〜華麗なる協奏曲の世界〜」が２６日、名古屋・栄の愛知県芸術劇場小ホールである。

　オーケストラとの共演経験豊かな名古屋音楽大教授清水皇樹、同客員准教授鈴木弘尚、愛知県立芸術大教授熊谷恵美子の３人が、門下生を相手に、ふだん非公開の指導風景をピアノ２台を使って披露する。

　加藤代表は「プロが協奏曲をどう仕上げ、生徒をどう導いていくのか、専門家ならずとも音楽ファンなら興味のあるところ。専門知識がなくても分かる、楽しめる公開レッスンにしたい」と話す。

　▽第１部＝前１０・３０、モーツァルトのピアノ協奏曲第２３番、清水▽第２部＝後２・３０、ラフマニノフのピアノ協奏曲第２番、鈴木▽第３部＝後６・３０、サンサーンスのピアノ協奏曲第２番、熊谷。各回７００円。（問）芸文プレイガイド＝電０５２（９７２）０４３０

　（長谷義隆）

（2018年5月16日　中日新聞夕刊6面より）