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■外国人教員比率 中部地区1位(全国7位)
 朝日新聞出版発行:大学ランキング2024年版「外国人教員の比率(規模別・学生数3000人以上)」の項目より (2022年度実績)

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お知らせ  2018.05.17

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全額補助など支援厚く 「WHAT’S 内向き志向?」 名古屋外大 留学全国1位

 大学生が海外を志さない「内向き志向」が指摘される中、名古屋外国語大(愛知県日進市)は全学生を対象に留学費用を補助したり、海外のテーマパークで働きながら学ぶ制度を始めたりと、積極的な支援策を展開している。英教育専門誌が3月発表した世界大学ランキング日本版の「海外へ留学する学生割合」の指標で、名古屋外大は全国1位となった。 (坪井千隼)

 先月下旬、同大で開かれた留学説明会。「一定の語学力が必要ですが、制度を使えば留学費用は全額免除されます」。出席した学生たちは担当者の説明に真剣に耳を傾けた。英国留学を希望している外国語学部2年の永野舞夏さん(19)は「海外の友人をたくさんつくり、文化や価値観の違いを体感したい」と語った。

 経済協力開発機構(OECD)などの調査では、2015年の日本人留学者数は5万4600人。ピークだった2004年に比べて3割以上も減った。

 今回の指標は16年度の1年間に海外留学した学生数を総学生数で割って算出。名古屋外大は24.4%で、東京外国語大などを抑えて全国トップだった。

 名古屋外大では4年間で大半の学生が1回は留学を経験する。10年に全学生を対象に留学費用を全額補助する制度を導入し、留学先の授業料や居住費、往復航空費などを支給。1人当たりの補助額は100万〜200万円前後になる。留学先は米国、英国、中国など21カ国、128校。留学期間は半年から1年半で、留学先の単位が、卒業に必要な単位として認定されるため休学の必要もない。

 また11年には、米フロリダ州のテーマパーク「ディズニーワールド」で働きながら勉強するプログラムを導入。昨年はカナダの大学で客室乗務員などの航空サービスを学ぶプログラムも始めた。亀山郁夫学長は「中部地方は経済が堅調で、内向き志向が特に強いと言われるが、将来の地域の発展を支える人材が海外で学ぶことは大切だ」と語る。

(2018年5月17日 中日新聞夕刊1面より)

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