ロボット掃除機の配線などを確認する参加者＝野々市市の金沢工業大で

　金沢工業大扇が丘キャンパス（野々市市）で２２日、春のオープンキャンパスがあり、高校生や保護者らが大学の雰囲気などに触れた。

　４学部１２学科による学科紹介や模擬授業、体験プログラムを通じて、参加者が各学科への理解を深めた。ロボティクス学科では、ロボット掃除機のプログラミング体験があった。掃除機のふたを外して配線がどうなっているのかを見て、パソコンを使ってプログラミングしてロボットの機能を確認した。

　航空システム工学科では、実物の練習機や観測ヘリコプターに高校生が乗り込んで航空機の構造などを学んだほか、大型旅客機シミュレーターによる操縦体験もあった。大学内にあるものづくりのワークスペース「夢考房」では、ソーラーカーや人工衛星開発などのプロジェクト活動を紹介した。　（鴨宮隆史）

（2018年4月23日　北陸中日新聞朝刊第二石川総合版より）