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学生活動 2018.04.23
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少年再犯 学生と防げ 県警 「若樫サポーター」委嘱
非行少年の再犯防止を支援する学生ボランティア「若樫サポーター」の委嘱式が22日、県警本部であり、県内の大学生や専門学校生50人が委嘱された。
県警少年課によると、昨年1年間の非行少年の摘発数は357人で、5年前に比べほぼ半減した。一方で、再犯者の割合は3割を超え、高止まりしている。
サポーター制度は、少年と年齢の近い学生に立ち直りを支えてもらおうと、県警が2011年度から始めた。学生らは来年3月末まで、料理やスポーツ、農業体験を通して少年と交流したり、街頭広報を行ったりする。
委嘱式では、近藤順一少年課長が委嘱状を手渡し、「皆さんは少年にとってあこがれの存在で、警察にとっても大きな力。手を取り合い、少年の健全育成に取り組んでいきたい」と話した。式の後には研修会があり、サポーター出身の女性警察官の体験談を聞いて、活動内容を確認した。
活動3年目の鈴鹿医療科学大4年、菊池恭子さん(21)は「こちらが緊張すると少年も硬くなる。自分たちが楽しむことを一番に取り組みたい」と話した。(熊崎未奈)
(2018年4月23日 中日新聞朝刊三重版より)
県警少年課によると、昨年1年間の非行少年の摘発数は357人で、5年前に比べほぼ半減した。一方で、再犯者の割合は3割を超え、高止まりしている。
サポーター制度は、少年と年齢の近い学生に立ち直りを支えてもらおうと、県警が2011年度から始めた。学生らは来年3月末まで、料理やスポーツ、農業体験を通して少年と交流したり、街頭広報を行ったりする。
委嘱式では、近藤順一少年課長が委嘱状を手渡し、「皆さんは少年にとってあこがれの存在で、警察にとっても大きな力。手を取り合い、少年の健全育成に取り組んでいきたい」と話した。式の後には研修会があり、サポーター出身の女性警察官の体験談を聞いて、活動内容を確認した。
活動3年目の鈴鹿医療科学大4年、菊池恭子さん(21)は「こちらが緊張すると少年も硬くなる。自分たちが楽しむことを一番に取り組みたい」と話した。(熊崎未奈)
(2018年4月23日 中日新聞朝刊三重版より)