ハンカチの藍染め体験を楽しむ外国人留学生ら＝豊田市足助町の「三州足助屋敷」で

　南山大（名古屋市）の外国人留学生らが３日、豊田市足助地区にある足助高校の招きで同地区を訪れ、手仕事体験や街並み観光などを楽しんだ。

　足助の文化や魅力を感じてもらおうと足助高が企画。米国や英国、インドなど６カ国の１８人と案内役の生徒３７人が、１４グループに分かれて街を巡った。

　体験施設「三州足助屋敷」では、熱した五寸くぎを金づちで延ばしてペーパーナイフを作る鍛冶仕事、紙すきなどさまざまなメニューに挑戦。藍染めに挑んだ英国人留学生のエイミー・ブラウンさん（２０）は「日本でしかできない体験でおもしろかった。街並みもきれいで素晴らしい」と笑顔で話した。

　商店や民家の軒先などをひな飾りが彩る催し「中馬のおひなさん」も観賞して回った。（森本尚平）

（2018年3月5日　中日新聞朝刊三河総合版より）