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学生活動  2018.02.09

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サボテン食品 お味は? 春日井 中部大で試食会

サボテンを使った食品を味わう学生たち=春日井市の中部大で

サボテンを使った食品を味わう学生たち=春日井市の中部大で

 大学内で栽培しているサボテンを基にした食品開発を研究する中部大(春日井市松本町)で、学生たちが考案したサボテン食品の試食会があった。石原修学長や学生ら50人がサボテンの可能性を探る試作品を吟味した。(丸山耀平)

 研究は、応用生物学部の横山信治特任教授(72)がセンター長を務める同大食環境創造研究センターに所属する教授や学生20人が取り組んでいる。使用するサボテンは応用生物学部の堀部貴紀助教が学内で栽培している。

 試食会には、サボテンが練り込まれたうどんやクッキー、浅漬けと一夜漬けなどの漬物が並んだ。学生たちは、クッキーの材料の15%はサボテンが占めていることを説明したり、何度も作り直した苦労を訴えたりした。参加者は考案者の工夫やアイデアに関心を示しながら試食。3年生の松尾明空(あきたか)さん(20)は「麺はつるつるで、のどごしが良いと感じた」、石原学長は「クッキーはサボテンの食感が残っていて面白い」と話した。

 今後は商品化に向けた製造手法や味の改良を続ける。横山特任教授は「春日井をサボテンのまちとして広められるようにしたい」と意気込んでいた。

(2018年2月9日 中日新聞朝刊県内総合版より)

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