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学生活動  2018.01.11

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公認会計士試験 豊橋商高OG2人突破

白井由美子校長(左)に合格を報告する石河さん(中)と伴野さん=豊橋市向山町の豊橋商業高で

白井由美子校長(左)に合格を報告する石河さん(中)と伴野さん=豊橋市向山町の豊橋商業高で

 豊橋商業高校(豊橋市向山町)の卒業生で、中央大2年の伴野満希さん(20)と朝日大3年の石河はる菜さん(20)が、難関国家資格の公認会計士試験に合格した。伴野さんは本年度試験合格者の最年少。2人は9日、母校を訪れ喜びや抱負を語った。(高橋雪花)

 本年度の論文式の最終試験は合格率11.2%の狭き門。2人は高校在学中に日本商工会議所(日商)簿記検定1級を取得し、さらに難関試験を目指そうと公認会計士資格に挑戦した。

 伴野さんは合格者のうち35位の好成績。朝8時から深夜0時まで勉強漬けの毎日だったといい、「1人暮らしでバイトもできないほど忙しい中、家族が金銭面や精神面で支えてくれた。合格してすぐ母に電話し、2人で泣いて喜んだ」と振り返った。

 石河さんは、初挑戦した前年度は論文式試験で不合格に。長い受験期間中はモチベーションを保つのが難しく、勉強内容が頭に入らないこともあったが、合格を目指し集中する仲間を見て「絶対受かってやる」と奮起した。

 今後は2年以上の実務経験を経て公認会計士として登録される。伴野さんは「いずれは豊橋に帰り地元の役に立ちたい」。石河さんは「自分が学んだことを分かりやすく企業に助言したい」と夢を語った。

 母校の後輩たちには「会計士以外でも、全力で夢を追い掛けて」(伴野さん)、「広い視野で興味を持ち積極的に吸収して」(石河さん)とエールを送った。

(2018年1月11日 中日新聞朝刊三河総合版より)

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