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2017.12.21

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可児市10大ニュース 岐阜医療科学大が進出 荒川豊蔵作陶の地公開

 可児市は20日、2017年の市の10大ニュースを発表した。冨田成輝市長は特に思い入れの深いニュースとして、19年度から虹ケ丘に新キャンパスを開設する岐阜医療科学大との合意書締結(6月1日)を挙げ、「高齢化でより重要となる地域医療を支える人材を育ててもらいたい」と期待感を語った。(神谷慶)

 同大を運営する名古屋市東区の神野学園が、今春撤退した名城大都市情報学部跡にキャンパスを開設し、薬学部を新設する。関市のキャンパスから看護学部と助産学専攻科も移転させる。

 市は薬学部新設にかかる事業費を、18億円を上限に補助する方針だ。冨田市長は「多額の投資をした価値があったと市民に評価してもらえる大学にしたい。卒業生が地域に根ざし、医療を支えてもらえる仕組みづくりはこれからだ」と意欲を示した。

 この他のニュースは▽働く市民・事業者支援の取り組み▽木曽川左岸整備計画の国の「かわまちづくり支援制度」登録(3月)▽多様な保育園開園▽障害福祉サービス4施設開設など市民福祉向上▽「荒川豊蔵作陶の地」一般公開始まる(4月)▽1981年建設のB&G海洋センタープールのリニューアルオープン(6月)▽「Kanisuki(かにすき)若者プロジェクト」開始(7月)▽東美濃観光の広域連携開始(7月)▽三井ハイテックとの立地協定締結(9月)。順位付けはしていない。

 「かにすき若者プロジェクト」では現在、高校生が市の観光ガイドブック作りに取り組む。冨田市長は「若い人に市政を知ってもらい、将来を支えてもらいたい」と話した。「多様な保育園開園」では、市有地を無償で貸し付けたはぐみの森保育園(塩)や市認可の小規模保育園「スマイルネスト広見東保育園」(瀬田)のほか、企業主導型の4園が開園した。「待機児童は解消したが、ニーズは高く予断を許さない状況だ」と現状を分析した。

(2017年12月21日 中日新聞朝刊可児版より)

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