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2017.11.29
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岐阜医療科学大薬学部新設 可児市 18億円補助へ
可児市は28日、2019年4月から虹ケ丘に新キャンパスを開設する岐阜医療科学大(関市)への財政支援内容を発表した。薬学部新設にかかる事業費を18億円を上限に補助する。18年度に支出する債務負担行為を含む一般会計補正予算案など18議案を30日開会の市議会12月定例会に提出する。
岐阜医療科学大を運営する名古屋市東区の神野学園が、今春撤退した名城大都市情報学部跡地に開設する。関市のキャンパスから看護学部と助産学専攻科を移転させる。
計画では、6年制の薬学部は入学定員100人。3階建ての実験実習棟を造り、名城大が整備した1〜4号館も改修する。薬学部の新設に向けた事業費は36億2000万円を見込み、市はほぼ半額を支える計算となる。
駐車場として使われ、名城大から市への寄贈が決まっている2階建て建物も立つ市有地1万6984平方メートルを、建物とともに神野学園へ30年間無償で貸し付ける議案も提出する。
冨田成輝市長は「過去の投資が無駄にならず、地域医療を支える人材を輩出してもらえることになり非常にありがたい。市も何らかの形で関与していきたい」と進出を歓迎した。
一般会計3億3200万円の予算案では、国からの補助を見込み、土田渡地区で整備する多目的広場の上下水管と排水設備敷設で1億2000万円、ふるさと納税の増収見込みに伴う返礼品の追加購入費などで719万円を盛った。
このほかの議案は、兼山歴史民俗資料館をリニューアルし、市内に残る中世の山城跡をPRする「市戦国山城ミュージアム」として来年6月末に開所させる条例案、市多文化共生センターや中央児童センターの指定管理者指定など。(神谷慶)
◇主な日程 5、6、7日 一般質問▽11日 総務企画委▽12日 教育福祉委▽13日 建設市民委▽21日 採決、閉会
(2017年11月29日 中日新聞朝刊可児版より)
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・ 岐阜医療科学大学
岐阜医療科学大を運営する名古屋市東区の神野学園が、今春撤退した名城大都市情報学部跡地に開設する。関市のキャンパスから看護学部と助産学専攻科を移転させる。
計画では、6年制の薬学部は入学定員100人。3階建ての実験実習棟を造り、名城大が整備した1〜4号館も改修する。薬学部の新設に向けた事業費は36億2000万円を見込み、市はほぼ半額を支える計算となる。
駐車場として使われ、名城大から市への寄贈が決まっている2階建て建物も立つ市有地1万6984平方メートルを、建物とともに神野学園へ30年間無償で貸し付ける議案も提出する。
冨田成輝市長は「過去の投資が無駄にならず、地域医療を支える人材を輩出してもらえることになり非常にありがたい。市も何らかの形で関与していきたい」と進出を歓迎した。
一般会計3億3200万円の予算案では、国からの補助を見込み、土田渡地区で整備する多目的広場の上下水管と排水設備敷設で1億2000万円、ふるさと納税の増収見込みに伴う返礼品の追加購入費などで719万円を盛った。
このほかの議案は、兼山歴史民俗資料館をリニューアルし、市内に残る中世の山城跡をPRする「市戦国山城ミュージアム」として来年6月末に開所させる条例案、市多文化共生センターや中央児童センターの指定管理者指定など。(神谷慶)
◇主な日程 5、6、7日 一般質問▽11日 総務企画委▽12日 教育福祉委▽13日 建設市民委▽21日 採決、閉会
(2017年11月29日 中日新聞朝刊可児版より)
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