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中日新聞掲載の大学記事

2017.12.01

学生考案 豊田グルメ ホテルシェフら調理 17日まで提供

 中京大、名古屋学芸大、東海学園大、椙山女学園大の学生が、豊田市産の農産物やジビエを使って、ちょっとぜいたくな料理のレシピを考案した。市内のホテル3軒のシェフやパティシエが腕を振るって調理し、それぞれレストランのランチメニューなどとして提供している。17日まで。(岸友里)

 メニュー作成は、学生の視点を生かした町づくりを進める市の事業「学生によるまちづくり提案」の一環。

 公募で集まった学生29人が参加。名鉄トヨタホテル(喜多町)、ホテルトヨタキャッスル(同町)、ホテルフォレスタ(岩倉町)が協力した。

 学生たちは、8月からシェフらと打ち合わせや試作を重ねて、肉料理と洋菓子のレシピを完成させた。市の特産物としてPRされている抹茶や、大きなことで知られる「愛宕(あたご)梨」、イノシシ肉、シカ肉が使われている。

 名鉄トヨタは、イノシシ肉の「酢豚」を提供。甘酸っぱいソースはナシを皮ごと使っており、中京大2年の高木千夏さん(20)は「食材を余すことなく使ってレシピを考えた。シェフのおかげで大満足の一品に仕上がってうれしい」と話す。抹茶とナシのジャムを添えたチーズタルトや、愛宕梨のアイスクリームもある。

 トヨタキャッスルでは、柔らかく煮込んだイノシシ肉をキャベツで包んだロールキャベツや、ナシと抹茶のタルトを楽しめる。

 フォレスタは、シカ肉のラザニア、イノシシ肉と秋野菜のカレーや、抹茶のパウンドケーキなどを提供している。

 ランチメニューは、コースで1728〜2000円。洋菓子は400円から(いずれも税込み)。3軒のホテルすべてで学生が考えた料理を食べると、各ホテル共通のレストラン利用券(1000円分)などがもらえる「グルメスタンプラリー」も開催。台紙は各レストランで配布している。

(2017年12月1日 中日新聞朝刊豊田版より)

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