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2017.12.01
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やり投げ メダルに届け 日福大1年・高橋さん アジアユースパラ出場
右腕に障害がありながら、日本福祉大陸上競技部でやり投げに取り組む1年高橋峻也さん(19)が、10〜13日にドバイである「アジアユースパラ競技大会」に出場する。初の国際大会出場を果たし「メダルを取れるよう頑張る」と意気込む。11月30日には、東海市役所を訪れ、鈴木淳雄市長から激励を受けた。(稲垣時太郎)
4月に入学した当初の記録は31メートルほどだったが、9月下旬に出場した「ジャパンパラ陸上競技大会」では45メートル79の自己ベストを出した。2位に入り、アジア大会への出場を決めた。
高橋さんは鳥取県米子市出身。3歳の時の脊髄炎で利き腕の右腕が不自由になったが、父の勧めで野球を始め、左手で捕って投げる練習を続けた。強豪の境高校野球部に入り、3年夏には甲子園に出場し、ベンチに入った。
高橋さんの奮闘を知った日本福祉大陸上競技部の三井利仁監督から「うちで陸上をやってみないか」と声を掛けられ、今春、同大経済学部(東海市)に入学した。
「投げ方や風の向き、強さも考えないといけないので難しい。でも、記録の伸びがはっきりと分かり、やりがいがある」と話す。アジア大会での目標を47メートルとし「東京パラリンピックへの出場を目指す中で、経験を積む第一歩としたい」と力を込めた。
(2017年12月1日 中日新聞朝刊知多版より)
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・ 日本福祉大学
4月に入学した当初の記録は31メートルほどだったが、9月下旬に出場した「ジャパンパラ陸上競技大会」では45メートル79の自己ベストを出した。2位に入り、アジア大会への出場を決めた。
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高橋さんの奮闘を知った日本福祉大陸上競技部の三井利仁監督から「うちで陸上をやってみないか」と声を掛けられ、今春、同大経済学部(東海市)に入学した。
「投げ方や風の向き、強さも考えないといけないので難しい。でも、記録の伸びがはっきりと分かり、やりがいがある」と話す。アジア大会での目標を47メートルとし「東京パラリンピックへの出場を目指す中で、経験を積む第一歩としたい」と力を込めた。
(2017年12月1日 中日新聞朝刊知多版より)
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