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2017.11.27
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育児と両立 手応え 社員に密着 本社で学生報告
子育て中の女性社員に密着し、職場と家庭の双方を訪問するインターンシップ(就業体験)に参加した学生の報告会が26日、名古屋市中区の中日新聞社で開かれた。「仕事と家庭の両立に前向きなイメージが持てるようになった」との声が上がる一方、「男性の育児参加はまだまだ」と課題を指摘した。
インターンは、両立に対する不安を解消し、具体的な課題に向き合ってもらおうと県が初めて企画。7大学の10人の学生がペアを組み、8〜9月に県内の5つの企業で2日間、女性社員に密着した。
いずれも3年生で三重大の倉内耕平さんと、南山大の山本美優さんは、電気機器製造の「河村電器産業」(瀬戸市)で体験。「社員の子どもは会社で育てていく雰囲気があると感じた」と話した。
一方で、女性社員の子どもを保育園に迎えに行った際、男性の保護者をほとんど見かけなかったことなどから「育児は女性のものという固定観念は根強い」と指摘した。
別の学生は「共働き世帯では、育児と家事はお金で解決するという発想も必要だと感じた」と話した。県は学生の体験をリーフレットや動画にまとめ、ホームページなどで発信する。 (立石智保)
(2017年11月27日 中日新聞朝刊県内版より)
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・ 南山大学
インターンは、両立に対する不安を解消し、具体的な課題に向き合ってもらおうと県が初めて企画。7大学の10人の学生がペアを組み、8〜9月に県内の5つの企業で2日間、女性社員に密着した。
いずれも3年生で三重大の倉内耕平さんと、南山大の山本美優さんは、電気機器製造の「河村電器産業」(瀬戸市)で体験。「社員の子どもは会社で育てていく雰囲気があると感じた」と話した。
一方で、女性社員の子どもを保育園に迎えに行った際、男性の保護者をほとんど見かけなかったことなどから「育児は女性のものという固定観念は根強い」と指摘した。
別の学生は「共働き世帯では、育児と家事はお金で解決するという発想も必要だと感じた」と話した。県は学生の体験をリーフレットや動画にまとめ、ホームページなどで発信する。 (立石智保)
(2017年11月27日 中日新聞朝刊県内版より)
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