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2017.11.15

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ラッピング「コムス」お披露目 豊田 県立芸大生が2台デザイン

 豊田市の豊かな緑の中を通る道と車のイラストや、風車と花の絵柄を車体にラッピングした超小型電気自動車(EV)「コムス」2台が14日、豊田市元城町の「とよたエコフルタウン」でお披露目された。デザインしたのは県立芸術大の学生たち。1台は市の催しで、もう1台は市民の足となって活躍する。

 デザインは、コムスを市民で共有して市内で乗り降りできるサービス「ハーモ・ライド」の利用促進が目的。サービスを運用している市とトヨタ自動車が、同大美術学部デザイン専攻の学生に依頼した。

 市の行事で使う車のデザインを考えた2年西堀菜々子さん(20)=長久手市=は、自然を表す緑色を車体全体に施し、道を走る車や木々、湖を描き込んだ。「市になじみのあるものがいいなと考え、町そのものであったり、地図をイメージした」と話す。エコフルタウンや市の催しなどで展示される。

 もう1台は、ハーモ・ライドで27日から利用できる。風を切って電気で走る環境に優しい車から、風車や花を連想した3年安藤蒼空(そら)さん(20)=豊田市四郷町=は試乗も体験。「自分がデザインした車に乗るのは不思議。見た人が楽しそうと思って乗ってもらえるとうれしい」と話した。(森本尚平)

(2017年11月15日 中日新聞朝刊豊田版より)

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