進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て

中日新聞掲載の大学記事

2017.09.30

この記事の関連大学

学生の丼レシピ 最優秀 中部大の2人考案「ガチ盛り野菜」

 春日井市の中部大食品栄養科学科2年の小嶋玲央さん(19)と1年の宮部俊輔さん(19)が考案した丼レシピ「さっぱりジュレのガチ(勝ち)盛り野菜丼」が、東海地域産官学連携食育レシピコンテストで最優秀賞を受賞した。11月末まで、市内のアピタ高蔵寺店はじめ、東海地域のアピタ、ピアゴ(一部除く)で販売されている。(浅野有紀)

 コンテストは、大学生に野菜中心で栄養バランスの優れた食事を考えてもらおうと、東海地方の食品会社やスーパーなどが開催。丼、給食の2部門で募集した。

 丼のテーマは「野菜でスポーツを応援する」。2人は疲労回復や若返りの効果があるビタミンB1、B2を多く含む食材に注目。ご飯の上に炒めた豚肉とたっぷりのタマネギやキャベツを敷き詰めるように載せ、野菜のうま味を閉じ込めたかつお節のだしをゼリー状にして添えた。

 2人のレシピは書類選考を通過し、6月に名古屋市千種区であった本大会に進出。本大会では4大学8チームの中から頂点に輝いた。

 店頭販売は受賞特典として実施。ユニーの食品開発担当者と改良を重ね、9月から税別398円で店頭に並んでいる。アピタ高蔵寺店では多い日は10食以上売れるという。

 将来、料理人を目指しているという2人は、「食べた人に声を掛けてもらえた」「感想をSNSで発信してもらえて、夢への励みになった」と話した。

(2017年9月30日 中日新聞朝刊近郊総合版より)

■関連大学はこちら
・ 中部大学

戻る < 一覧に戻る > 次へ