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中日新聞掲載の大学記事

2017.09.28

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知的障害者支援 課題など考える 名古屋で研究大会

 福祉施設の人材育成や障害者支援のあり方を考える「第55回全国知的障害福祉関係職員研究大会」が27日、名古屋市熱田区の名古屋国際会議場で始まった。約400事業所が加盟する県知的障害者福祉協会などが主催。29日まで。

 会場では、障害者らで作る「よつ葉ハッピーダンスクラブ」メンバーや日本福祉大の学生、幼稚園児ら約100人が法被を着て踊りを披露。車いすの参加者らも両手をいっぱいに広げながら、誰もが主役となり楽しめる共生社会を表現した。

 NHK・Eテレの福祉番組「バリバラ」に出演する脳性まひの玉木幸則さん(49)や椙山女学園大の手嶋雅史准教授らが対談。玉木さんは「20代や中年期など、障害者のライフステージに応じた支援が重要」と強調した。手嶋准教授は福祉施設の職員らを対象にした調査で、働きがいを感じている職員は8.5%しかいないと発表。離職率も1割近く、「職員一人にかかる負担が大きすぎるのが原因」と話した。

(2017年9月28日 中日新聞朝刊県内版より)

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